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2 people found this review helpful
166.3 hrs on record
アップデート38でプレイしました。
グリーンゾーン(最低難度)からリーサルゾーン(最高難度)まで全部一度ずつクリアして満足。
洋ゲーのゾンビものなんてどうせ銃でパンパン射って転がしまくったり近接武器で殴れば豆腐のように崩れるだろう?なんて思ったら大間違い。
スタンダードでも近接武器で複数のゾンビに真っ向から殴り合うと大分しんどい思いをする硬さのゾンビでした。まあ背後からスニークキルすれば一撃なんですけど。
あと銃に関しても出てくるゾンビのほぼ全てがヘッドショット一発で即死するのでまあ銃も強い強い。
…と、思っていると騒音聞きつけて殺到してくる大量のゾンビやフリーク(いわゆる変異ゾンビ?特殊ゾンビ?)に冷静に対処出来なくて死ぬのがこのゲームでした。不用意に音を出すと死ねるのはdying lightやthey are billionsを思い起こさせます。
基本的な難度は思ったよりもカジュアルじゃないけどそこが良い!という塩梅でしょうか。
一番簡単なグリーンゾーンはそもそもあんまりゾンビと遭遇出来なくて退屈を感じるかもしれないので、チュートリアルで数時間様子見してから難易度変更した方がいいかもしれません。
私はリーサルゾーンに挑む前に思う存分資源や弾丸、武器、施設改造MODに理想的な人員を確保する為にグリーンゾーンを活用しましたがあまりにも簡単過ぎてコミュニティ引き継ぎ後のリーサルゾーンとの温度差でえらい目に遭いました。


キャンペーンモード以外にも押し寄せてくるゾンビの大群に対処するシンプルなモードdaybreakがありますが、こちらは回線の問題なのかネットを有線でプレイしていても頻繁に変な挙動になってしまうのが大変なストレス。
突然銃がゾンビに絶対に当たらなくなって地面に落ちてるアイテムをインタラクト出来ない上にバリケードを素通り出来るようになる事態が頻発。近接攻撃で頑張っている内に気が付いたら銃がゾンビに当たるようになったりとかもう何が何だか解らないよ…。
上述の不具合がなければ、わりと気軽に他人のゲームに飛び込んで遊べる上にキャンペーンモードにdaybreakでアンロックされたものを持ち込めるようになるので面白い要素なんですけど。

特徴的だと思った点

  • 何度も行われたアプデにより、攻略wikiや個人のプレイ動画などを参考にプレイしようとしても、アップデートで仕様変更食らっていて参考にならないことが多いこと。
  • 逆に、過去動画を見ていると夜間が現在の使用とはまるで違う暗さになっていたり、便利機能が追加されていたりするなど開発陣の素晴らしい仕事ぶりも実感出来るのですが。
  • 地味ながら、スキンの種類がかなり豊富なのも良い点。ブサイクなやつは忍者パーカーやカカシマスクなどで顔を隠したりとか色々出来ます。

良かった点

  • グラフィックが綺麗。良い景色を拝めることの出来るロケーションでのんびりするのもまた良し。
  • 「メインメニューに戻る」でタイトル画面まで戻ることで、周囲にいるゾンビの配置状況が一旦リセットされる。詰んだと思った時や面倒臭い…と思った時に便利。(敵対的な生存者に対しては無効)
  • カーブボールによる味変が面白い。
  • プレイヤーが乗車可能な車の屋根の上に乗ることで殆どのゾンビの攻撃から身を守ることが可能。このテクがなかったらナイトメアとリーサルのクリアは無理でした。※そこらに転がってる廃車はゾンビも乗っかるので登っても無駄です。
  • スタンダード難度程度は重要性にあまり気付かなかった爆竹などのクラウドコントロールアイテムが高難度では非常に重要で、そこら辺も面白かったです。
  • 0からスタートしたナイトメアゾーンはメインメニューに戻らずにプレイした結果四人の死者が出ましたが非常に手応えがあり、大変面白いものでした。

悪かった点

  • エンクレイブからの要求が頻繁に飛んでくるが、これがかなり煩わしい。一度断ると関係改善にかなり手を焼くハメになる上良くも悪くも「メインメニューに戻る」でリセットかけてもエンクレイブからの要求は常に同じ。
  • カーブボールは高難度だとかなりの汚物。内容をプレイヤー側で調整出来るのですが、高難度は「positive only」にしないとヤケクソなぐらい敵の強化効果が発動してイライラが募ります。砂嵐が発生すると15M先がやっと見えるぐらいの視界になるのが本当に終わってる。
  • ゾンビのスクリプト湧きがズルい。処理落ちで表示されていないとかではなく、突然スイと生えてくる。高難度では次から次へと生えてくる。いやお前マジふざけんなよ…。
  • 夜がダルい。視界が悪い上に大量のゾンビが徘徊している為、夜間の活動は控えたい(特に高難度)のだが夜をスキップすることが出来ないので手持ち無沙汰になりがち。


オープンワールド・ゾンビ・サバイバル・拠点運営ゲーがやりたければ是非おすすめ。
ハウジングやコロニー運営部分は思ったのとは違いましたが、全体的に完成度の高い面白いゲームでした。



ここからは最高難度リーサルゾーンについて。

グリーンゾーンのコミュニティを引き継いでリーサルゾーンを攻略しましたが、はっきり言ってリーサルゾーンは面白いものではありませんでした。
膨大なゾンビの数はスリルがあるといえばあるのですが、探索しても全く物品が手に入らないので探索の楽しみが皆無。他にも処理落ちとかではなく、無からスイとゾンビが生えてくる挙動も腹が立つ。
助けを求める生存者の下へ駆け付けても大部分はその場限りの仲間の救出だの置いてきた物品の回収だの既に死んでいましただのそんなのでエンクレイブとの関係構築もまるで広がらず。広がったと思ったら次に行ったら狂人に皆殺しにされていて消滅。何だこれ。
Plague Heart殺しぐらいしかやることがないのでひたすら殺害して回っていたら、Plague Heartを一定数殺害していくと極端にFPSが落ちてゲームプレイが大変困難に。
そんな危険で一杯なリーサルですが一番退屈を持て余した点はリーダーをビルダーにした場合のPlague Heart殲滅後の建築タイム。施設一つ作るのに30分待つのでとんでもなく退屈な上にそこに夜が組み合わさると危険なので外に出ることも出来ずにぼんやりソシャゲをやって暇を潰すはめに。ここら辺も本当に良くない点。
総じて、リーサルモードはナイトメアを繰り返しプレイし続けて飽きた人向けのものであって、普通のプレイヤーがやるものではないと痛感させられました。難度設定で「やめとけ!!」と注意されるだけあって、本当にやめといた方がいいやつ。
Posted 20 March. Last edited 20 March.
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0.0 hrs on record
安かった上に眼帯のキャラクターが好みだったので買いましたが、現状(2024.12/22)はおすすめ出来るとは言い難い内容です。
パッチで不満点が改善されたらおすすめ出来るようになると思いますが…

良い点

  • 追加された二名のキャラクターのエロシーンの品質が良い。
  • 眼帯うわキツメイドのニャンコのキャラ性能が高い、というかショットガンがえらく強い。
  • 追加されたストーリーシナリオもまあ本編に比べると翻訳の質はそこそこ上がっていて大分理解可能な内容だった。

悪い点

  • 追加された二名のキャラクターがバラックに追加されていないので、エロシーンを見るのに手間がかかる。個人的にはこの一点だけで「おすすめしない」になる理由としては十分。
  • 追加キャラクターのニャンコでショットガンやハンドガン、マトリックスなど揃えるとFPSが劇的に低下する。最適化不足っぽい。クリア出来ないという程ではないですが。
  • 追加キャラクターのアリサのキャラ性能が低い。わざわざアップグレードリセットして「呪い」を消したぐらいに弱い。具体的には初期武器の地雷が弱過ぎる。
  • 追加キャラクターの二名を爆弾で脱がせても一度しか脱がないっぽい?仕様かバグかは不明。個人的には不満点の一つ。

取り敢えず追加キャラクターがバラックに登録されないことには実用性の面から見てもおすすめしかねます。
あと久し振りにプレイしましたがやっぱり一部のエロシーンの音量バランスがおかしい。残念です。
Posted 21 December, 2024.
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256.3 hrs on record (218.1 hrs at review time)
のんびり付き合っている内にプレイ時間200時間を超えていたのでレビュー。

雑感
基本的にはデイリーがそこそこ大事なTPSゲームですがデイリーは3分以内に済みます。
ただ起動から飛ばせないロゴやら注意事項やらのシーンが多くて操作可能になるまで時間はかかるのがネック。
あと良くも悪くも結構頻繁にパッチ当てたりとか色々あってタイトル画面に到着したと思ったらゲーム内容が古いぞ!って強制終了させられて自分でsteamのライブラリからプロパティで整合性のチェック行うことが多いです。

良い点
魅力的なキャラが多いです。魅力的な衣装が多いです。
フリティア先生の新verで胸が盛られなくて心の底から安心しました。
日本語音声完備にそこそこ以上の品質の翻訳文章。悲劇的な世界観に浸り易いです。
ゲーム開始時のシナリオはわりと右見ても左見ても辛気臭いですが主人公がどんどんスーパーダーリンになるので辛気臭いのは序盤(10章?)ぐらいまででした。
ゲームバランスもエイムが下手でもあまり困らないようにスキルで大雑把に敵を倒せるキャラなど色々います。逆に言うとTPSしたいのにスキルブッパが強過ぎてTPS出来ねえ…なんて悲しい感想を抱く可能性もあります。

悪い点
中国当局からのちょっかいで何か規制が怪しくなったりプレイヤーの凸で平謝りに謝り倒したり大丈夫かな…ってなるところはあります。
キャラクターのレベルとプレイヤーレベルが連動しているため、プレイヤーレベル40ぐらいまではサクサクでレベルが上がっていっても60辺りになると停滞するのが初心者は辛いかも?という点。
プレイヤーレベル70になるとキャラクターのレベルが80まで上がるようになっており、現状この80がレベルの天井なのでそこまでのんびり我慢出来れば良いのですが。

今のイベント(漠北の風)の蜃夢異談というコンテンツが壮絶に時間かかる割に面白くなくてイライラしていますがそれはそれとして運営は応援しています。今後とも叡智なTPS路線頑張って下さい。
Posted 29 November, 2024.
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90.7 hrs on record
SFC版を昔クリアしたっきりでしたが、懐かしくなったので購入。
リメイク版発売前に実績コンプしたついでのレビューです。

良い点
元々が名作なので非常に面白い。
追加ダンジョンで色々な強さの敵と戦いたい放題なので敵からのアイテムドロップ挑戦も楽。
強くてニューゲームのお陰で一品ものの武具も量産可能。追加ダンジョンでは追加武具もいっぱいあって嬉しい。

悪い点
ソフトリセットがない。
BGM等のボリュームコントロールがない。

要望点
アバロンの入口から武具開発室や玉座もしくは寝室にひとっ飛びできるファストトラベルポイントのようなものが欲しかったところ。

基本的には元々の素材の味が良いのでよっぽどの事がない限り楽しめる作品だと思いますし楽しめました。でも定価だとちょっと高く感じるかも?
いやーリメイクがすげー楽しみです
Posted 27 August, 2024.
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0.0 hrs on record
不慣れな内は恐ろしさで大変ゲームプレイが楽しくなるコンテンツなのですが、逆に慣れてしまうと味気がなくなってしまうちょっと扱いが難しいコンテンツだと感じました。
ですが、初回バニラで30時間ぐらいかけた後全滅した分含めてたっぷり120時間ぐらいは楽しめたので値段を考えるとオススメ出来ると思います。こんだけ楽しめたのでしたら…ねえ?
イデオロギーやバイオテックに比べると購入の優先度は下がるというだけで大変面白いコンテンツでした。
Posted 26 August, 2024.
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104.3 hrs on record (103.7 hrs at review time)
数年前に買って複数キャラでクリアはしていたものの、ver1.0.2.0で公式ランダマイザが追加されたので熱が再燃したついでにレビューします。

他のレビューしてる方が仰る通り概ね「非常に出来の良い2D版ダクソライク+メトロイドヴァニア」な内容です。
屋外のモノクロームな風景やスキルツリーの各スキルにあるフレーバーテキストなど雰囲気も非常に良いです。
更に、ゲームバランス自体も強い武器を使えばボスであってもあまり行動を観察せずとも(一周目なら)力押しでゴリ押し可能なバランスもアクション苦手な人にはオススメ。
あとEnhancedモードのお陰で武器防具を最強に強化するために使う素材がモンスターからドロップするようになりました。ドロップ率+136%で100回倒して一個ドロップとかでしたけど。

問題点らしい問題点は落下死が比較的多い点と足場を渡るジャンプアクションが若干シビアなところがある所とか、火と空のサンクチュアリがクソ煮込みぐらいなぐらいでしょうか。
あと一部のボスが再挑戦まで道中が長いせいでかなりの手間がかかるところもマイナス。
スピンドルビースト。

ここから先はランダマイザやチャレンジ(要はセルフ縛り要素をチェックボックスにチェックを入れて自分で縛りを付けられる)要素に関して。
現状(2024/08/10)の段階ではモンスターランダマイザではボスの挙動がおかしい点が何度か見受けられました。
・二種類のボスが同時に出ているのにHPバーが一本しか存在せず、HPバーが存在しないボスはこちらの攻撃は当たらずに無敵だが向こうからの攻撃はこちらに当たる。というケースが発生。
・上記の無敵のボスはHPバーが存在するボスを倒したらボス戦フィールドから脱出可能になったものの、その後も無敵状態でずっと追跡した来た。
・上記の無敵のボスはサンクチュアリで休憩した後に再びボス戦フィールドに赴くことでようやくHPバーが出てきて倒せるようになった。

特におかしくはないが、見かけたら頭抱えて笑うしかない挙動。
・不可触の審問官の攻撃は被弾すると必ず派手に吹っ飛ぶ+紅の牢獄の足場が狭いので被弾したら確実に落下死する。
・湖の魔女が他のボス二匹を連れてきて3vs1の構図で挑んできた!魔法使いなので盾が使えずに死にまくった。このシードの二周目以降は魔法捨てて盾構えて戦うしかないんじゃないかな…
・最初のボスがラスボスとか第三の子羊とか残虐なるカースジョウ、それ以外にもボス複数だとかなり苦労する。
・敵の配置がシャッフルされているので落下死がバニラよりも圧倒的に増えるケースも。ドレッド・ホースマンに浮遊城で蹴られて忘却のドームの真ん中辺りまで吹っ飛ばされて死んだ時は笑うしかなかった

恐らく仕様。
・ランダマイザ二周目以降はシード変更せずにそのまま難易度上昇して周回。
・ランダマイザのモンスターはモンスターの種類を他のモンスターに置き換えるもので、Aのモンスターが二匹いるところにB&Cが一匹ずつとかではなく、Bが二匹配置とかに置き換わる。この為、ちっちゃな足場にスピンドルビーストが配置されたりすると地獄。マジで地獄。這い上がった瞬間に突き刺されて大ダメージ食らった挙げ句落とされて即死。ランダマイザやる時は脳筋でも遠距離攻撃手段用意しないと詰むかも。

その他バグかな?と思う挙動
・真紅の防具や道化の防具などのシリーズ防具が全部揃うことがほとんどない。ランダマイザ5キャラでクリアしましたがあちこち探しても一部の防具が全然手に入らない。鎖シリーズの防具は毎回フルコンプしたのに。
・チャレンジでハードコア+ガードなしで開始しても一度タイトル画面に戻ってそのセーブデータをロードするとガード可能+死んでもキャラ削除されずに、チャレンジ要素が消えてる。(ランダマイザ周りセーブデータをロードしても問題なし?モンスタースケーリング周りは自信なし)

長々と書き連ねてきましたが、ランダマイザのお陰で何度でも遊べるリプレイ性の大変高いゲームになりました。おすすめ!!たのしいよ!!!!!
バニラがだめだと言うつもりは毛頭ありませんし、素晴らしい作品ですがランダマイザは癖になります。楽しいです。

最後に私が初めてクリアしたランダマイザシードです。良ければ使ってみて下さい1313209359
Posted 10 August, 2024.
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0.0 hrs on record
一周目のキャラで一通り見て回ってラスボスも倒せたのでレビュー。

本編は王になるためにターゲット出来るやつは片っ端から皆殺しにする!!
って感じの旅路でしたがDLCは色々歩いて回って本編で回収されなかった謎とか色々なものに触れて回ることの出来る探索の色合いが強いと感じました。

まあ何て言うか、本編は「わからない…俺は雰囲気で殺して回っている」でしたが
DLCは「あー!だからDLCの入場条件はこうだったのねー!」とか「え…あいつも被害者の一人だったんじゃん…」とかまあ色々答え合わせとかいっぱいあって楽しかったです。

DLCの敵やボスは基本的に本編と一段階上の強さだったり異様に遺灰で呼んだ霊よりもPCに執着するUIだったりと困らされることばかりでしたがクリアしてから振り返ると影の地も悪いことばかりではなかったと思います。
いや…ラスダンはかなり明るかったけど全体的にフィールドがずっと暗くて目に良くなかったな…
Posted 1 July, 2024.
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102.2 hrs on record
トロコンしたので記念にレビュー。くどくて辛辣な愚痴混じりの感想は下の方に。

最初に。私はTo Heart2原作そのものは十数年前の発売日に買いはしたものの、主人公の性格が馴染まなくて数人攻略したぐらいでやめた程度の原作愛が薄い人間です。
その為、To Heart2へ対する思い入れは全体的にかなり薄くキャラゲーではなくダンジョンクロウルゲームへ対する評価という前提でのレビューになります。

総合的に振り返るとあまりにも強いストレスやマゾ向け要素が濃かった為、到底人には勧められたものではないので「おすすめしない」評価です。
点数をつけるなら60点いくかも怪しいぐらい。ですが、To Heart2原作愛が今も熱い方ならばおすすめ出来るかもしれません。
キツイ、苦しい、気に入らない…そんな要素が山程あっても大変気に入る要素があれば私はそちらを優先して高得点つけたり
「他人には勧められないけど俺は好き!」とか言えたりしますが、この作品に関してはちょっとそういった良い点はありませんでした。
振り返ってみるとひたすら意地悪なダンジョン構造がずっと続くのが本当にしんどかったです。

このゲームはおおよその返品可能ラインの二時間以内では面白さが十全に伝わるかやや怪しいところのある硬派な難度のRPGです。
wizライクというよりは世界樹に近いハードなバランスで、最初のLv1二人旅ではコマンド操作一回間違えるだけで全滅も見えかねないです。
そしてwizライクではない難度部分についてですが、wiz系は大抵序盤~中盤は魔術師がグループや全体を対象にした攻撃呪文を唱えるだけで敵が壊滅して
サクサクとキャラ育成やトレハンが捗るバランスのものが多いですがこのゲームに関してはそのセオリーはまるで通用しません。
というものの、全体攻撃術は発動が遅いことなどシステム面で縛られているからです。
なので、Lvを上げてクラスチェンジを重ねてスキルPを適切に割り振って強くなるまでは敵を一体一体地道に倒す戦闘が続きます。

良い点

  • BGMが良い。通常戦闘BGMが思った以上に豊富。本当に豊富。そして良い曲も多い。辛く長い戦闘を飽きさせない工夫を感じさせてくれます。
  • ダンジョン内にダークゾーン+回転床といったいやらしいトラップが存在しない。そもそも地図を常時確認可能。助かる。
  • 呪文無効化空間とか技の無効化空間とかそういった厄介ゾーンがない。個人的にはこれ結構重要。数時間そういったゾーンをさまようのは本当に苦痛なので。
  • キャラクター図鑑やイベント回想などがある。ありがたい。
  • 独特な戦闘システム。この手のダンジョンクロウルゲーとしてはかなり独特なATBゲージ?系の戦闘システムです。
  • 不要なクラスの存在しない、素晴らしいバランス取り。様々なクラスが存在しますが本当に不要なクラスは恐らく存在しないかと。本領発揮するまで微妙とかそういうのはまあ、ご愛嬌。
  • 読み込み処理が早い。ソフトリセットからデータロードしてやり直しまでの復帰が非常に早い。めっっっっっちゃくちゃソフトリセットするゲームなのでここ大事。
  • キャラがかわいい。ちょっと台詞の節々やノリから20年前テイストな感じはあるものの、可愛い。あとボイスもいっぱい。
  • 探索パートは常時セーブ可能。ワープする前にセーブしたり、宝箱の中身の吟味にも使えるので快適です。

悪い点

  • しっかり育つまでは通常攻撃がわりと外れ易い。RPGツクールのデフォ戦闘みたいなバランス。中盤からは命中補正のついたスキルで戦うのであまり気になりませんが。
  • インベントリの容量が20しかないのがとても窮屈。終盤はスタート地点からボスまで遠くてボス戦までに満杯になる場面がある。
  • 敵の手強さに対して得られる経験値やドロップ品がやや残念気味なのが気になる。経験値は全体を通して1.2-2倍ぐらい増やして欲しく感じる。ボスに至っては非常に強いのに得られる経験値がかなり残念気味なので贅沢を言わないから4-6倍ぐらいに増やしてくれと思った程。
  • キャンプ画面で回復や全体バフをかけた時のレスポンスの悪さが気になる。うっかり全体バフを二度がけ三度がけしたりと。
  • 中身の復活する宝箱の見分けがつかなかったり、一方通行のシャッターやドアの先に固定戦闘が配置されていて逃走出来ない細かな不便さが非常に鬱陶しい。
  • トラップ系は一度引っかかったら街まで戻らないと復活しない…と思いきや階層移動すると復活する。そしてエフェクトがウザい。トラップサーチというスキルでトラップに引っかからなくなってもエフェクトカットは出来ない。ウザい。
  • 最終盤は状態異常の通らないボスがあまりにも多過ぎて状態異常のエキスパートクラスが深い悲しみを背負いがち。
  • 戦闘ログの確認が出来ないのもかなり大きなマイナス要素。与えたダメージの数値の上に状態異常入らなかったことで上にMISS表示が出てしまったせいでダメージ幾つ与えたか確認出来ないことが多々。
  • ラスボスがヤケクソにタフ。20分以上延々チマチマ削ってました。

総評としては、キャラクターの可愛さなどの要素では到底誤魔化せないぐらいゲームバランスがハード気味です。
個人的には11層からやたら増える一方通行の道やドア+固定戦闘の面倒臭さも凄まじいものでした。
「逃げる」の代わりにソフトリセットによる戦闘のやり直しも処理が早いお陰で1-2秒程度しか余計な時間は食わないのですが、何百回もこなすとその1-2秒が我慢のならない不満になりました。
このソフトリセットによる仕切り直し祭りを問題なく受け入れられる方でしたら多分最初から最後まで楽しめるのかもしれません。
私には無理でした。もうずっとストレス抱えながらの探索行でした。
終盤になるとクラス制限ドアなどの要素もあり、ダンジョンの意地悪さに関しては比肩するものがあるのだろうか…?という思いすら抱いたので、ラスボスを倒した時は心底ほっとしました。





////////////////////ここからはくどいぐらいの長文で駄目だと思った要素の抜き出し////////////////////////////////////

※推敲は殆どしていません。

良くない点。
カバンの容量がたったの20個。HP/TP回復アイテムや状態異常回復アイテムを積んでいくとすぐに満杯になって引き返さざるを得なくなります。一応最後の最後に30個には拡張出来るけど。
そこら辺の駆け引きを重視した上でのこの容量の少なさなのかもしれませんが、アイテム6つ程度の持ち込みでも宝箱の巡回とモンスタードロップでわりとすぐ満杯。辛い。
終盤に至ってはトレジャーハンターを連れ回して最強武具の入手の為にダンジョンに潜ると爆速で満杯になるのでイライラも加速。マッハ。
そしてこのトレジャーハンターの「アイテムスティール」がこれまたやけくそに成功率が低い上に再行動が全然巡って来ないのでトレハン要素が楽しくない…。辛い。悲しい。苦しい。
あとトレハン繋がりでダンジョン内の宝箱でも問題があり、一見するとどの宝箱が「復活する宝箱」なのかが解らない。
しかも確実に復活するわけではないので何回も地上とダンジョン内の宝箱を行き来してようやく判明するという厄介さ。
そして地図上では復活しない宝箱との見分けが一切つかないのでプレイヤー側で暗記するしかないというのも問題点。
基本的にはユニーク武器・防具が入っている宝箱は復活しないのでそこら辺で判断は出来ますけど。

敵の経験値テーブルの見直しが欲しかった。最序盤は問題無いが6層辺りからは全敵の経験値を1.2-2倍ぐらいにしても良かったのでは?という手応え。
ボスに関してはそれこそ4-6倍ぐらいに再設定しても罰は当たらないようにも感じた。
敵から得られる経験値が少なく、敵が雑魚ですら非常に手強い為とにかくレベリングが要求される他
あまり装備品を落とさない雑魚敵を延々経験値目当てにずーっと狩り続けるのはあまりにも楽しみが少なくて残念。FC-SFC時代のドラクエの金稼ぎ兼経験値稼ぎの如し。
7層で出現する場違いな強敵のナイトライダーをスタンでハメて倒しても得られる経験値が全員に500は非常に、大変に大きな落胆のため息が出た。
11層でようやくメタルスライムっぽい敵が出てくる上に11層は固定戦闘が多めなのでありがたい…と思いきや
11層以降は固定戦闘のある箇所の多くが一方通行ドアの先なので逃走による敵の厳選が出来ないとかいう全力で意地悪を仕掛けるような仕様。
「簡悔」というワードはあまり好ましくないのですが、ここら辺でようやく自分も意識せざるを得ない具合になりました。
一応、フォローとしては「メイド職」のパッシブスキルにより逃走するだけでHPとTPがもりもり回復するので、
逃走可能な固定戦闘を配置し過ぎるとTPのコストを半分踏み倒し放題なバランスになる事を意識しての調整なのかもしれません。
ですが、それはそれとして面倒臭過ぎて受け入れがたいストレスポイントでした。

個人的にこのゲームで一番駄目な点は一方通行のドアとシャッターの異様な多さをあげます。
その設置が面白さやドッキリ、ワクワク感に繋がるのであれば不満にはなりませんが、ただひたすら雑にうんざりする程設置されているだけです。
不意打ちも何もありません、ドアを開けて後ろに壁がなかったら珍しいと思うぐらいです。本当につまらない、意味のない一方通行。
面倒な敵と遭遇した際に後ろに壁が発生することで逃走不可能にされてソフトリセットをさせられるという手間にしかなっていません。
シンプルに意地悪で嫌がらせにしかなっていない、面白さに繋げていないしょうもないダンジョン構造には呆れるばかりでした。
個人的にはwizardryエンパイア2や初代世界樹の迷宮6層の次ぐらいに嫌なダンジョンです。そんな嫌なダンジョンが11層から20層、そして30階建ての塔にラストダンジョンまでずっと続きます。




10層をクリアして満足!はー終わった終わった!で済ませていればここまで怨嗟に満ちた感想にはならなかったのかもしれません。
意地でトロコンまでプレイしましたが、まだ倒していない強敵の真四天王はもうどうでもいいです…
Posted 26 March, 2024.
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16.9 hrs on record
ある程度プレイしてこれ以上続ける気にはなれなくなったのでギブアップがてらのレビューです。

良かった点

  • 女の子の3Dモデルは比較的高品質でかわいいです。声も良いです。男性キャラもいますよ!
  • ストーリーシナリオは大体フルボイスなので他の作業しつつオートで垂れ流して聞いたりも出来ます。ストーリーフルボイスは賛否別れるかもですが、私は好きです。
  • 戦闘が自分の思い通りに進行した時の気持ち良さはかなりのもの。難度が非常に高いだけあって、完封勝ち出来るとかなりの爽快感があります。
  • キャラクターの☆(レアリティ)上昇に必要なピース(ガチャで被った時に手に入るアレ)を入手出来るクエストを毎日挑戦可能。毎日しっかりこなせばか弱い女の子もゴリラに出来るという希望はありがたいですね。

悪かった点

  • 非常に戦闘の難度が高い。滅茶苦茶シビア。最序盤の内はフルオートでやっていてもサクサク進行ですが、わりとすぐにデカくて厚い壁にぶつかります。具体的にはメイン2-63
  • ガチャとガチャ石の配布がかなり渋い。ガツガツリセマラして期間限定のつよつよなキャラ狙わないとキツイかも。私は正月マリーの破天荒な火力で結構ゴリ押しできましたが、もしも引けていなかったらと思うと…
  • 様々な演出に力が入っているのは解るが、くどく感じることも多々。殆どの演出は飛ばせるのですが、小刻みに挟まるせいで飛ばしている感が薄いと感じることも多い。

大事な事なのでもう一度書きますが、このゲームは難度が高いです。
最初は買い切りコンシューマーゲームにガチャがついたぐらいのバランスかと思っていましたがとんでもない。
良くも悪くも今どきのソシャゲ感は薄く、流行りのソシャゲにありがちな「初心者を甘やかす期間」なども特にないえっぐい内容です。
高難度のゲームを制することに喜びを感じる方になら向いているのかもしれませんが、私はガチャ石が全然たまらないことに不満を覚えてギブアップしました。

決して悪い部分だけではなく、光るものもあるゲームなのですが、装備製造ガチャなども含めて私には続けられる自信がありませんでした…。
Posted 31 January, 2024.
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20.7 hrs on record (15.6 hrs at review time)
Early Access Review
ある程度全ての武器を使い込んで現段階ではこれ以上楽しめるか怪しくなってきたのでレビュー。
他の方も仰っていますがこのゲームはDarkest DungeonとVSを組み合わせたようなゲームです。
DDと大きく違う点は施設のアップグレード周りが「わりと」緩いことと、武器と防具のアップグレードは金さえあれば最初から強化出来る点ぐらいでしょうか。
お迎えした傭兵の武器防具のLvを速攻で9や10まで上げるとリロール回数や復活、リロード時間短縮など様々な恩恵があって万が一死でもあんまり気になりません。気になるよ…

このゲームの良い点
キャラが死んだ消えるという独自性
アプデを続ける意思が開発側に満ちていること(直近のアプデでは喜ばしいことに大量の資源が入手出来るコンテナが追加された)
翻訳がかなりまともなこと 実績周りでちょっと首かしげるところがありますが、基本的には問題なく理解出来ます。
突然変異により、傭兵一人一人をプレイヤー好みに強化出来ること。

このゲームの悪い点
最適化不足なのか、現時点での最後のマップの駐車場などは残り時間5分を過ぎる頃にはFPSが一桁になってしまうぐらい動作が重たいこと
武器の種類が少ない・持てる武器やパッシブスキルの種類が少ないこと
武器の格差が酷いこと。あまりにも一強過ぎるバットが若干ナーフされましたがそれでもバットがあまりにも強い。逆に刀は進化後ですらゴミだったりクロスボウが使い難過ぎたりとか。
武器の種類が多ければ格差が酷くても誤魔化しは出来るのですが、持てる武器の少なさも相まってメイン武器がゴミだと30分間生き残るのはかなり苦しいです。

正直言うとオススメしないの方にかなり寄ってしまう内容のゲームなのですが、
「キャラが死ぬと消える」という独自のスタイルをどう料理するかという点に高い期待を寄せてオススメしておきます。
Posted 3 January, 2024.
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